腸内環境と健康
腸内フローラと健康
近年の研究で、腸内フローラのバランスが宿主の健康に大きく関係していることが
わかってきました。その影響は、腸管のみに留まらず、脳や自己免疫疾患、代謝疾患、精神疾患にまで広域にわたります。
腸内フローラと加齢
加齢は誰しもが避けられないものです。青年期までは、ビフィズス菌が多いですが、
老年期になると、ビフィズス菌が減少する上に、大腸菌やウェルシュ菌といった悪玉菌が増加することが
分かっています。
腸と免疫の関係
腸では、食物の栄養を体内を吸収すると同時に外からの細菌やウイルスの侵入を防ぐ
バリア機能も保持しています。
その役割を担っているのが全身の免疫の約7割を占める免疫細胞です。
しかし、その免疫細胞も加齢と共に、減少することが分かっています。